今回は野菜ソムリエ協会作成レシピシリーズで鵜藤 佳奈さんのレシピを紹介します。
薄着の季節が近づいてきた5月。
グレープフルーツを使ったスムージーで夏の準備を始めましょう。
グレープフルーツの苦み成分でもあるナリンギンには、食欲抑制効果や脂肪の分解を促進する作用があり、香り成分ヌートカトンは、交感神経を活性化することによる脂肪燃焼効果が期待されます。
カリウムの利尿作用でむくみを軽減し引き締まった体に近づけ、食物繊維による便秘解消やビタミンCによる抗酸化効果で、体の中からキレイを目指したいですね。
レシピ(二人分)
・グレープフルーツ 1個
・クレソン 1~2本
・バナナ 2本
・マンゴー(冷凍) 100g
作り方
① バナナは皮を剥き、グレープフルーツは外皮を剥き種があれば除いておく。
Point:苦味が苦手な方は薄皮を剥くことをおすすめします。グレープフルーツのスッキリした味わいがよりお試しいただけます。薄皮に残った果汁も残さずカップに絞りましょう。
② 水分の多いものが最初にミキサーの刃に当たるように、クレソン、バナナ、マンゴー、グレープフルーツの順で入れ、なめらかになるまで撹拌する。
Point:グレープフルーツの水分が十分にあるので水は入れずに作っていますが、小さめのグレープフルーツを使用する時は少量の水を足してください。
♪旬の野菜情報&プラスワン情報♪
国産、フロリダ産ともに5月はグレープフルーツが美味しい時期。
同じく旬のクレソンは、ピリッとした風味が苦手な方でもマンゴーとバナナのまろやかさで飲みやすく、グレープフルーツの爽やかさが全体をまとめます。
クレソン以外の葉野菜でも代用可能ですが、じつはクレソンはあらゆる栄養素をまんべんなく含み、アメリカ疾病予防管理センターの機関紙で「栄養価の高い野菜」第1位に選ばれるほどの実力派。
ぜひ取り入れてみてくださいね!