今回は野菜ソムリエ協会作成レシピシリーズで鵜藤佳奈さんのレシピを紹介します。
11月11日はラフランスの日。最近では様々な品種の洋なしが出回り、一般でも入手しやすくなってきました。
日本なしの2倍と言われる豊富な食物繊維は、水溶性と不溶性がバランスが良く含まれるため、腸内をきれいに保ち、血中コレステロールを下げる作用が期待できます。
さらに洋なしに含まれるソルビトールは糖アルコールの一種で、整腸作用の他、喉の炎症を鎮める働きもあり、乾燥するこの季節にぴったりです。
濃厚な洋なしにグレープフルーツとミントで爽やかさをプラス。水を加えず果実の水分のみで作るので、とろりとしながらもさっぱりとした飲み心地です。角切りにした洋なしとホワイトチアシードのマリネを添えれば、ワンランク上の仕上がりに。
レシピ(二人分)
洋なし 1個
グレープフルーツ 1/2個
<トッピング>
ミント 少々
ホワイトチアシード 大さじ1
作り方
① ホワイトチアシードは、大さじ4の水(分量外)でふやかしておく。洋なしは皮と種を除いて8等分し、そのうちの1つはトッピング
用に小さな角切りにしておく。グレープフルーツは外皮と種を除く。
Point:グレープフルーツは横半分に切ったものを2等分すると、種が除きやすいです。実と外皮の間にナイフを入れて実を取り出します。
② 材料を、洋なし、グレープフルーツ、ミントの順でカップに入れ、なめらかになるまで撹拌する。
Point:しっかり撹拌したい素材を刃が当たりやすい上側に入れます。
③ ホワイトチアシードと角切りにした洋なしを合わせ、グレープフルーツの外皮に残った果汁を絞ってマリネし、器に入れた②に乗せる。
♪旬の野菜情報&プラスワン情報♪
トッピングにおすすめなホワイトチアシードは、良質で健康的な細胞を作り、脳の機能向上に役立つと言われるオメガ3脂肪酸の他、必須アミノ酸、鉄分や亜鉛、アンチエイジング効果の高さで注目のセレンなどのミネラルを豊富に含むスーパーフードです。最近は店舗での取り扱いも増えているので、水や果汁でふやかしたものを常備しておくと、スムージーはもちろん、ヨーグルトやシリアルにもトッピングでき、手軽に栄養価アップが叶います。